【不登校の対応】出来ないことを認める

不登校の対応

できないことを認めること。

当たり前のようですが、できないことを認めることができない子が多いです。親もです。

よくあるのが、

「4月になったら行く」

「GW明けから行く」

今日出来ない子は明日も出来ないし、一カ月後もできません。あきらめないことを美徳とする考え方に縛られていると前にすすめません。

卑屈になるでもなく、できない事をシンプルに認めてしまえば楽です。

では、私に何ができるだろう?と考えることができます。

先生に相談する?

病院に行く?

気分転換に外出する?

フリースクール行く?

散歩に行く?

バイトする?

金馬先生はそれを「柵(しがらみ)」と表現しました。前向きな撤退とも表現されています。

私の相談者さんの中には部活が原因で学校に行けなくなった子がたくさんいます。特に多いのは団体競技です。吹奏楽部も多いです。

部活でバカにされたりいじめられた記憶で苦しめられているのに、それでも部活にしがみついている姿は本当に胸が痛みます。

あの部活はあなたには合わなかった。ただそれだけ。

あの人たちはあなたを理解できなかった。ただそれだけ。

簡単にあきらめてはいけないと育てられたし、育った地域がそういう文化だったのでしょう。

私の長男次男の通う学校では部活動が活発です。全国レベルで結果を残している部活も多々あります。ですが、途中入部、途中退部、兼部、転部なんでもありです。息子たちはそれぞれ違う高校に通っているので地域柄もあるのかもしれません。活発ではあるけれど、塾の模試があるからという理由でキャプテンが来ないなんてことは頻繁ですし、所属していないのに部活に参加しちゃっている不届きものもいっぱいいます。さすがに大会には出られないようですが、「今日は放送部に遊びに行っていた」と息子は言います。

楽しかったら行けばいいし。

楽しく無かったらやめて、違う場所を探せばいい。

でも、どちらの選択もできずに閉じこもるのはやめて!

苦しいなら、今の環境を変えて欲しいです。人生を楽しんで欲しいと心から願います。

そんなことをしていると私のように8年も青春を棒に振るような事態になりますよ~チーン

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