不登校が解決した瞬間に何度も遭遇していると、ある法則に気が付くときがあります。
「実はいじめだった」
の法則です。
親は手探りで不登校児のフォローをします。責めず、聞かず、ただ寄り添い愚痴を聞き、たまには感情をぶつけられます。
出口が見えた頃、お子さんがある告白をします。
「たぶん、あれはいじめだったかもしれない」
いじめだったかもしれないというのは良く聞く言葉です。いじめられた事実を認めることができない…そんなお子さんのプライドを感じます。(悪いことではありません)
他にも、
「いじめられたわけではない、でも許せなかった」
「あいつら全員むかついていた」
「仲良しグループには所属していた、でも合わせるのに必死だった」
などの後日談があります。
こういう子たちは親が介入して、いじめっ子たちに
「ごめんなさい。もうしません。」
と言わせたところで学校が快適な場所にならないことぐらいわかっていますから頑固に口を割りません。
そりゃそうですよね。
「ごめんなさい」
「いいよ」
が通じるのは小学校低学年まで。
「何があったかわからないけど、落ち込んでいるようだから優しくしてあげよう」
そんな思いやりの心で不登校児の対応できるといいですね。