誰が「途中であきらめたらダメだ」なんて言いだしたんだ?って思います。
しかも子ども限定。
私は20~30代の頃、習い事をいろいろやってました(ひきこもりによる失われた青春を取り戻していた説もあり(笑)
職場のテニスチームに入っていましたので、そのチームでリレーマラソンに出たり、ママチャリレースに出たりしてました。まあ、活発なチームだったので入部希望者も多かったのですが、辞めたり幽霊になる人もとても多かったです。テニスは楽しかったんで長続きしたんですけど、華道とフラは私に合わなかったのですぐに辞めました。
不思議に思うのが主婦の習い事ってとても自由ですよね。ちょっとでも生活に支障が出るとやめるし、月謝に見合った効果が出なければすぐ辞めるし。人間関係トラブルがあれば即やめます。
決して誰も、途中で投げ出すことは悪いことだ!なんて言いません。楽しかったら行くし楽しく無かったら行きません。「辞める」って言われても、「そっかー、残念、また気が向いたら来てよ!」と深追いもしないし、軽いもんです。
けれど、その母親たちが我が子のことになると目の色がかわります。
「途中で投げ出すとは何事だ!」
「きつい?疲れた?そんな甘ったれたことを言ってどうする。ベストを尽くせ!」
「泣き言を言うな」
「出来ないからこそ頑張るんじゃないのか!」
練習の成果もでないし、つまらないくて、きつくて、なんでそんなスポーツを続けさせるのか、私は理解に苦しみます。もはや虐待。部活関係原因の不登校は多いですよ~。
私は割り切っているので払った金額や手間に見合った回収ができなければ、習い事は辞めてもよい、別のチャレンジはいくらでもあるとよく子どもたちに話しをしました。結果楽しかった習い事だけが残り、続いた習い事はどれも成功体験と呼ぶにふさわしい成果を出しています、
(もちろん辞めるようにアドバイスしても、子どもたちの意思で続いた習い事もありますよ)
子どもだって大人と同じように、金銭的、手間的投資に見合った回収(上達と楽しさ、成功体験)ができなければ即やめるべきです。
楽しかったら頑張るし、
楽しくなかったら頑張れない、
もっとシンプルに考えたいですね。