【不登校本レビュー】わが子が不登校になった日 柊りん著 木星舎

不登校本レビュー

機能不全家庭に育った著者が、子どもが不登校になったことをきっかけに自分自身と家族の在り方を見直す内容です。

イラストもほとんどなく、字は細かく、主に不登校児の母親である著者の内的葛藤を軸に話しが進みます。著者の独演会のようでもあり、読者に対する読みやすさや視覚に訴えるような配慮も全くありません。また、あくまでは主役は母親であり、不登校児本人は脇役です。

子の不登校の原因を自らの子育ての仕方、成育歴に起因するものと断定しつつ、不登校は誰のせいでもないと言い切る矛盾。でも「変えていけるのは問題意識を持った人だけ」などと言う

精神論をこねくり回すだけの自己満足本。

ちなみに著者は本を出すことを目標に活動していたそうです。

私は読んでいて苦痛でした。

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