昔、こんなブログ↓を上げていた私ですが、
今、新聞でもよく取り上げられる
「不登校児の居場所問題」
これ、私、全然、全く、とんでもなく、ほんの1ミリも共感できません。
居場所必要?
居場所って家じゃだめ?
居場所が必要って思ってるのは誰?
ねえ、誰なの?
不登校児のために作ったフリースクールとかって、要するにナンチャッテ社会でしかなくて、それに通ってることで、安心してる人たち。
それはナンチャッテ社会でしかない。
そのナンチャッテ社会に行くことで「社会に関わってる系の安心感」は感じることできるけどね。
都落ち感は半端なし。
魅力的な場所ってわけでもないのに、同級生に見られるリスクを冒してまで無理やり連れて行かれるとかね。
お願い休ませてあげてよ。
回復したら
自分のペースで勝手に出ていくからさ。
不登校児の居場所作りは家じゃだめ? | ひきこもりサバイバー (ameblo.jp)
えらそうに、こんなことを言っていましたが、その時は本気で思っていました。ただ最近、不登校のご相談を多く受けるようになって、時間があればそういった場所にも顔を出しているうちに考えが変わってきました。
もちろん、私は私のペースで親の手を借りず、自分で居場所を見つけて自分で出ていきましたが、それは私が母親と信頼関係を築けず、誰にも心を開かず、やっと出会えた精神科医に手を引いてもらって回復したという事実があったので、
「放っておけば、勝手に回復して出ていくんだから、あれこれ言ってダサっ!」
みたいな考えに固執していましが、
もし、母親と信頼関係があったのなら、身の丈に合った居場所を見つけ、もっと早くに復帰できたのではないか?と思うのです。
実際に不登校娘とお母さんで「わーわーぎゃーぎゃー」言いながらフリースクールや通信制学校通っているケースをちょっと羨ましい目で見てしまいます。
ちょっと前置きが長くなってしまいましたが、今では居場所を見つけることは大賛成です。
私は通信制はプライドが許さなくて、大検から夜間大学と進んだので実際は「不登校児が多くいる居場所」にいたことはありません。夜間大学は不登校児が多くいそうなイメージがあるかもしれませんが、その当時の実際は社会人や昼間の大学に落ちた子、何らかの事情(介護や金銭的事情)で遅れて入学してきた子ばかりで、私と同じような不登校・ひきこもりだった子に会うことはありませんでした。
現代の不登校児たちは、行政や団体が設置したフリースクール、指導教室、チャレンジスクール・・・様々な場所で自分の居場所を見つけています。そこで伸び伸びと過ごしている子たちの話を聞くと、また、成長してからもその当時の友人と仲良くしている事情を聞くと、たくさんの出会いを応援してあげたい気持ちになります。
もちろん、私のようにプライド高いまま?こじらせたまま?ひきこもり続け、どうにもならないところまで追い詰められてから大学に行くというのも、ハードではありますが、いいと思いますよ。